果実は旬のうちに

好きな人やものについての本音とか建前とか。

気になっている方に聴いて欲しい、SexyZone「本音と建前」の個人的おすすめポイント

こんにちは。かぼすと申します。

SexyZone最新シングル「本音と建前」(作詞、作編曲 椎名林檎さん)がリリースになりました。

私はSexyZoneファンかつ椎名林檎さんファンでして、セクゾファンではないんだけどちょっと興味ある、という方にぜひおすすめしたく、個人的に特に好きなポイント・聴いてほしいポイントを各メンバーごとにまとめてみました!

 

 

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中島健人さん

・ケンティーにピッタリの歌詞

特に、冒頭の英詞「now is the time〜」、最後の方の「sexy」、「全俺が愛だぜ」、この3箇所は中島健人専用に詞をつけたのでは、と思いたくなるほどに決まっていると感じました。

特別にファンでなくても、アイドルの”ケンティー”のキャラクターをなんとなくでも知っている方は多いのではないでしょうか。まさしくそのイメージを裏切らない、もしかしたらそれ以上かもしれません。

もちろんパフォーマンスも素晴らしいですが、ここまで彼が弛まず怠らず確実に積み上げてきたアイドル・中島健人というベースに裏付けられているからこその説得力を感じたので、おすすめにあげてみました。

 

・最後の仕上げ

落ちサビからのラスサビの、「大人ほど」の入り、「そうしよう」の終わり、「ごめんね」の入り、「でしょう」の終わり。

細かいですがこの4箇所、ぜひ注意して聴いてほしいです、、!エッジボイスっぽいテクニカルな歌い方をしていて、これがあるからこの曲はちゃんと終われる、という感じがします。

他にも同じような歌い方をしている箇所はありますが、特にここはすごく好きです。

上にアイドル・ケンティーのイメージのことを書きましたが、「アイドル」というソフトでカジュアルである意味「本格的ではない」というイメージのパッケージな分、その中身が実はしっかりとした技術と努力に裏打ちされている、といういい意味でのギャップが感じられる箇所なのではないかなと思います。

中島さんはカップリング曲「Try This One More Time」という曲でラップパートを歌っていて、また違った歌い方が聴けるので、合わせて聴いてみてほしいです。

 

 

菊池風磨さん

・個人的に好きな歌詞

1番に、「延いては各々の意志次第」という歌詞があるのですが、この歌詞は菊池さんに合っていて好きだなと思います。

歌の話、というより菊池風磨さんのキャラクターと歌詞解釈の話になってしまうのですが、「ようこそ人知れぬアジトへ」と迎え入れ「シナジー生ずる気配」も感じ「まずは一つ乾杯」もしておきながら、最後には「各々の意志次第」、つまり最終的にこちらに決定権を戻してきます。そのあとサビの「どうしたいの」につながってくるのですが、この「あなたの気持ち次第ですよ」というスタンスがアイドルの菊池風磨っぽいなと思います。こうして欲しい、ではなく、先にこちらに尋ねてくる感じというか。

歌の話が全く関係なくてすみません笑

でもここは好きなところなので書かせていただきました。

 

・甘さのある声

菊池さんの好きな歌い方のところが2箇所あって、「裏も表もないです」の「です」をちょっと上げるのと、「外野の機嫌など」の「な」を鼻にかけた感じで歌うところです。どっちも細かいですね笑

私は、菊池さんの歌の魅力の一つは甘さのある声だと思うのですが、ここではどちらもよく聴けるのですごく好きです。

ちなみに菊池さんは「Try This One More Time」では1番のサビ前がなるような感じで歌っていてまた違った歌声が聴けるので、合わせて聴くとより魅力を感じられるかと思います。

 

 

佐藤勝利さん

・清涼感のある歌声

私は彼の澄んだ歌声が魅力的だといつも思います。清涼感とでもいうのでしょうか、特に「ほら世界~」のところなどは、直前のエフェクトがかかった歌のザラザラ感をリセットされたように感じました。

彼のパートは曲を通してエフェクトがかかっている箇所が少ないのも、そうしたクリアさのようなものを最大限引き立てるためなのかもしれません。

余談ですが、実は私が一番好きなメンバーは佐藤さんで、顔やキャラクターももちろんですが、ラジオでの声が魅力的だったのもファンになった理由の一つです。オーディオブックとか出してくれないかなと結構本気で思っています笑

 

・抜群のハモリパート

ハモリパートとてもいいなと思います。

佐藤さんはこの曲だと菊池さんとハモる箇所が多いのですが、菊池さんの声が甘めな分佐藤さんの声に含まれているクリアさが入ることでちょうど良く感じられるなと思います。

私は、彼の歌声は澄んでいてクリアだけど透明ではないと思っていて、例えるなら水というよりもほうじ茶とかそういうイメージでいます。つまり、スッキリして爽やかだけど味があって、でも他のものを邪魔するわけではないというか、その上他のものでは代用できない芳ばしさがあるというか。わかりにくいですねすみません笑

椎名林檎さんが曲の提供コメントで佐藤さんの声を「甘苦い響き」と表現していますが、「甘すぎない」のが彼の良さだと私も思います。

 

 

松島聡さん

・今回のびっくり枠

椎名林檎さんが曲を提供、あるいは共作で出されると、「この人こんな風に歌えるんだ!」と提供を受けた方や一緒に歌われた方の新たな魅力に気付かされることが多くあるのですが、今回その「びっくり枠」に一人あげるなら確実に松島さんだと思います。

ひと言で言ってしまうと「歌が上手い」。シンプルすぎますが、この曲はめちゃくちゃよくわかるのではないかと思います。彼のパートは、半音になって音が取りにくかったり、単語が詰まっていてリズムが取りにくかったりと全体的に難しい感じになっているのですが、こんな風に歌えるんだ、と思いました。

特に「生きていると感じ生きていたいと思う」というところ、音源では「思う」で落とすような歌い方なのがとても素敵なので聴いてみてほしいなと思います。

 

・実は2番がおすすめ

本当に松島さんにびっくりしたのは2番なのですが、YouTubeにあるMVだとなんと聴けません。。でも本当に全部通して聴いて欲しいです。

まず2番は曲自体の展開がすごくて初めて聴いた時曲そのものにも驚いたのですが、そんな驚きの中で松島さんが入ってきて歌ったかと思いきや、「尊大な」という歌詞で急にぶん投げるかのごとくぶちっと切ります。私は聴いてて「何それ」って声出ました笑

テレビでのパフォーマンスではその後の「言葉遣い」で少しビブラートをかける歌い方をしていて、それも良かったです。この1曲の中で1番いろんなことをやってるのが多分松島さんかなと思うので、聴いていて起伏になっている感じがします。

この曲でMVPを決めるなら私は松島さんを推したいなと思いました。

(2023/10/04追記 ※おそらく期間限定ですが、CDTVのパフォーマンスがYouTubeで見られるようになりました。こちらだとフルサイズで聴けます!下にリンク貼りましたのでよろしければ)

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以上です。

 

他にも素敵なポイントはたくさんあるのですがキリがなくなってしまうので、この記事ではここまでにしておきます笑

ぜひ聴いてみてくだされば嬉しいです!

 

フルサイズでのパフォーマンス


www.youtube.com

 

MVです


www.youtube.com

 

カップリング曲です。こちらもおすすめ


www.youtube.com