果実は旬のうちに

好きな人やものについての本音とか建前とか。

君は完璧で究極のアイドル 金輪際現れない一番星の生まれ変わり

こんにちは。かぼすと申します。

雑記をまとめました。

 

『街場の文体論』(内田樹 著)という本を読みました。

厳密には読み返したと言った方が適切です。2012年刊行の本で、学生時代に読んでその後売ってしまっていたのですが、最近ブログを書くようになり「書く」ということ、あるいは文章や音楽等を「読む」「解釈する」ということについて考えることが多かったので、もう一度読む必要性を感じてアマゾンで買い戻しました。

 

その中で「文章は読者に向けて、伝わるように書くものだ」という内容があり、これが私の中でいつの間にか忘れていたことだったのですっかり反省しました。いつの間にか言いたいことや考えていることをそのまま書く、ということにだけに意識を向けていて、その結果、わかる人にしかわからない、読む人に対して不親切な文章になっていたなと気づかされたわけです。

そもそも以前から、一応はブログを書いているわけなので私の感想がほんんんんの少しでも応援になれば嬉しいなと思っていたのですが、今までの文章では身内にしか伝わりません。

ということで読者像を意識して書いたのが「気になっている方に聴いて欲しい、SexyZone「本音と建前」の個人的おすすめポイント」の記事でした。

 

kabosu11-0.hatenablog.com

 

この記事はしっかり想定読者とお伝えしたいことをイメージしていて、「別にセクゾファンというわけではない人に聴きどころや魅力を伝えたい(あわよくば一回でもMV動画を再生してくれたら儲けもの)」でした。いっそHowToブログくらい媚びて書こうかと思いましたがそれはそこまでうまく行きませんでした。別にHowToブログが悪いというのではなく、媚びてやろうという姿勢が良くないんだと思います。内田先生のいうところの『私の言いたいことをわかってください、という読み手に対する敬意』と「媚びてやろう」という思考が相入れなかったんだと思いました。

実際にファンでない人が分かるように書けているか(そしてその方が聴いてくれたか)はともかく、読もうと思ってくださった方がそれなりにわかってくれるように書くことを意識するのは大事だなと改めて思いました。

内田先生の本は先生ご自身がおっしゃる通りリーダビリティが高くアクセスしやすいので、私のような数年ぶりにまた本を読み始めようと人間でもくじけることなく読みやすくて大変ありがたいです。まあ読んだ知識を駆使する先としてこのブログというのは微妙な気もしますが、、笑

伝わる文章を練習するという意味で、これからもお題などは機会があったら書いてみるのもいいのかなと思いました。

 

一方で、オタクの早口的な文章は好きなんですよね。読むのも書くのも。書いている本人と、本人と同じ語彙を使っている人しかあまり分からない文章。

あんまり分からないけど、必死さや性急さや「伝えたい」という雰囲気だけはこういう文章の方が詰まっているように思えてこれはこれで好きです。「限界オタク」の「限界」感というか。はてなブログでも時折そういった文章をお見掛けしてはジャンル問わず親近感を勝手に抱いています。「分からないやつは読まなくていいよ」という選民的な意味で用語ばかり使って書いている人もいるかもしれませんが、どちらかというと「あれもこれも伝えたくて困る」みたいな人の方が多い気がします。私がそう。選民しているというより、そこに気遣う暇がないという感じでしょうか。「23/9/18放送CDTV「本音と建前」感想」などはそんな心持で書いていました。

 

kabosu11-0.hatenablog.com

 

これはこの時パフォーマンスが良くてどうしようもなくてTwitterで喚き散らかしたやつをコピペしてきてギリギリ読める範囲の文章にまとめてちょっと追記したみたいな感じなので、「気になっている方に聴いて欲しい〜」の記事よりも野性味が強いと思います。あれは内容もですが、放送直後のうちに可能な限り早くあげることそのものに意味があると思ったのでああしました。あの熱量では多分あの時しか書けなかったと思います。あの熱量がたぶん、こういう文章のいいところの一つなのかもしれません。

 

つまるところ本音と建前の使い分けってことで綺麗にまとまったということでいいですか。

そういえば私は勉強不足で本音=真実、建前=嘘というニュアンスだと勘違いしていたのですがそうではないんですね。本音は「そのまま思っていることをストレートに伝えること」、建前は「本心を隠して遠回しに気持ちを伝えていくこと」だそうです。つまり両方とも言いたいことは同じで、率直に言うかある程度配慮して言うか、ということですね。

いっそ「本音」「建前」ってフォルダ分けでもするか、とか思いました。

 

文章を「解釈する」ことを再考したいと思ったのは、以前行った音楽ライブで体験したことを書いてみたいと思ったからです。

自分にとってはとても意味のある出来事で、だけど顔見知った誰かに話すにはちょっとロマンチックにすぎるので、ここで書くのがちょうどいいのではないかと思っているのですが、、まとまらなくて未だ書きかけです。。その前にCREAKのソロ曲感想を先に仕上げたいところですね。書き終わる前に「本音と建前」来てしまったので一旦お休みしていました。

 

今週のはてなブログさんのお題「夢」なんですね。

先日見た夢が、SexyZone松島聡ちゃんと何故かほんのり知り合いで、建物の中?を歩いていたら創作作業中の聡ちゃんに会い、「個展行くよ!頑張ってね」と伝えたら「ほんと?じゃあ僕と一緒に行こうよ」って言われたので速攻で「えー行くぅー」と答えた夢でした。しかもそのあと「ねえ僕休憩中だから今ちょっとおしゃべりしよ」って手を引いて休憩スペースに連れて行ってくれた、、ところで起きたって感じですね。おててあったかかったです。はい妄想乙。聡ちゃんってそういうことしてくれそう感すごいあるんだよね。これだからセクゾは、、って思ったけどふまけんに育てられてるんでしたわこの人。さすがにこれをお題として提出はできないのでここにそっと書いておきます。

 


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