果実は旬のうちに

好きな人やものについての本音とか建前とか。

わたしがブログを書く理由

こんにちは。かぼすと申します。

いつもは色々好きなものについて感想なんかを書いていますが、今回は普通に思ったことです。ぼんやり考えていたことが、奇しくもはてなブログさんのお題だったので、のっかって文章にしてみようと思います。

 

わたしがブログを書く理由、それはわたしが「わがままだから」です。

 

わたしは大好きな椎名林檎さんが、大好きなSexyZoneに楽曲提供することが決まったのがきっかけでこのブログを始めました。2組ともいわゆる「最推し」というやつです。たぶんこんなことは人生でもう二度とない僥倖で、思うことがきっとたくさんあるから、それを書く場所が欲しいなと思ったのが始まりです。

最初はTwitterをやろうかなと思っていました。手軽ですし、呟くことそのものが応援にもなります。このブログより先にTwitterアカウントも作成していたのですが、結局続いているのは後から始めたブログの方です。Twitterそのものは割とよく眺めるのですが、発信する側となるとどうしても続きません。

 

実は以前からTwitterのアカウントを作っては潰してを繰り返していて、今回は呟く内容も決まっているし大丈夫だろうと思ったのですがそれでも続きませんでした。なんでわたしはTwitterだといまいち続けられないのか、ずっと不思議だったのですが、ブログをやってみて気づきました。

Twitterはわたしにとって自由に書きにくいんです。

そもそもブログとは違い、Twitterはコミュニケーションと拡散を前提としているSNSなので当然といえば当然なのですが、ブログに比べたときにより多くの人が読む可能性があると思うと、どうしても書く内容や文章の書き方の自由度が下がります。ブログと違い途中で読むのをやめる、みたいなこともできないので、ある程度無難な内容で文章もそれなりにちゃんと書くべきかな、という気がしてしまいます。

たぶん、家からすぐそこにある路地裏のリーズナブルなスーパーに行くのと、駅前大通り沿いのちょっと高級なスーパーに行くのの違いみたいなものです。すぐそこならまあ部屋着に少しなんか羽織ってメイクはマスクで誤魔化せばいいか、と思うけど、駅まで行くならちょっと着替えてちょっと下地塗って行くか、という違いみたいな。より多くの人が読むかもしれないと思うと、こういうわかりそうでわかりにくいスーパーの例えも書けないし、いつも書いているようなあの歌の入りの最初の一文字目が素敵、ここのベースのフレーズが最高、みたいな気持ち悪い書き方では書けないと思います。わたしは専門家でもなんでもなく単なる音楽好きなので、ガチ勢の目に触れる可能性がより高いかもしれないと思うと恥ずかしいという方向での抑圧もあったりします。

ここはある意味でわたしの裏垢みたいな部分があるんだと思います。単純に誹謗中傷や愚痴が書きたいということではなく、ただ思ったことを出来る限り思ったように書きたい。それにはある程度長さが書けて、見に来てくださる人がごくたまにいらっしゃる、みたいな方がちょうどいいんです。思ったことを結構正直に書いているので、同じ趣味の友人ですらこのブログは到底教えられないなと思います。

あとはそもそもそれなりにまとまった量の文章書くのが嫌いではないからでしょう。書いてるうちに色々浮かんでいくタイプなので、さっき思ったことの続き、となったときにTwitterだとツイート探してぶら下げないといけないのがなかなか面倒です。ブログは考える時間をたっぷり取ってある程度満足するまで書き切ってからあげる、ということができるのが自分に合っているのかなと思います。なんなら加筆も修正もできます。わたしは何か考える時「どうしてか?」という考え方をすることが多いので、必然的に文章が長くなりがちで、Twitterくらいの短さにまとめること自体が不向きなんだと思います。

一方で、ブログにあげて「もしかしたら誰かが読んでくれるかもしれない」と言うことが書くモチベーションになっています。これはこのテーマを考えていて不思議だなと思いました。大勢に読まれるのに恥ずかしさがあるなら日記帳やメモ帳に書き公開しない、という方法もあるのに、そうする気は今の所ありません。というより、もしブログにはあげないのであればたぶん書くこと自体しないだろうなと思います。

 

つまりわたしは「自分の文章を拡散してまで大勢に読んでほしいというわけではないし、知り合いにも読ませたくないけど、もしかしたら共感してくれるかもしれない知らない誰かに少しは読んで欲しい」。

この文章を書いてみて出た結論はこれです。こんなわがままなニーズに応えてくれるのがブログだったので、わたしはブログを書いています。思ったことを自由な書き方で、振り返って、考えて、読んでくれるかもしれない誰かのために書くのがわたしに合っているみたいです。

 

 

わたしがブログを始めた理由

kabosu11-0.hatenablog.com

 


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